トム・クルーズさんの場合【発達障害の有名人・芸能人】

読字障害、失読症(ディスレクシア)であるトム・クルーズさん
字が読めない病気「失読症、難読症(ディスレクシア)」であることを自身で公表して話題になったのがハリウッドスターのトム・クルーズさんです。
失読症(ディスレクシア)とはその名のとおり、「字が読めない」症状で、普通の子供の10倍以上の時間をかけて1語を理解するのが特徴のようです。
トム・クルーズさんはこの症状に悩まされ、なんと12 年で15の学校を渡り歩き、補修クラスに入れられていたとのこと。集中力を高め、なんとか必死に文章を読めるように血のにじむほどの努力を重ねていったとのことでした。
その努力があるからこそ、現在の大人気ハリウッドスターという地位にまで上り詰める事が出来たのでしょう。
文字が読めない為、台詞を覚えるときはテープで
現在も失読症が治ったわけではなく、自身の努力と工夫で仕事をされているようです。
脚本の文章は理解できないので、台詞を覚えるときはテープに全て録音して繰り返し聞いており、今現在もたくさんの努力の上で仕事にのぞんでいるとのこと。
まさに努力家ですね。
以外に多い失読症の方
なんと程度の差はあれど、英語圏では失読症の発現率は10%から20%といわれているそうです。
それだけ身近な存在なのでしょう。
トムクルーズさんの告白によって一気に認知が広がりましたが、まだまだ失読症の認知は進んでいないのが現状です。
そんな事もあって、トムクルーズさんは失読症などの学習障害児への支援活動にも取り組んでいるそうです。