脳の神経細胞が原因???てんかんの原因とは?


「てんかんとは?発作などの特徴は?」の項でも書きましたが、脳の神経細胞の過剰な放電によって脳の一部または全体に激しい電気的な興奮が起こり、その影響で体の硬直や痙攣(けいれん)などの発作(=てんかん発作)が起こる病気が「てんかん」と呼ばれるものです。
「てんかん発作症候群」と呼ばれることもあります。


もともと、脳の神経細胞には、ごく微弱な電気信号を発して様々な情報を伝える働きがあります。
この脳内の電気信号が何らかの理由で乱れ、過剰になってしまうと、脳は情報の伝達を自由に制御できなくなり、誤った信号(感覚情報や体の各部への命令)が出てしまいます。
その状態が、てんかんの人がてんかん発作を起こす原因となっています。


では、なぜ脳内でそういった過剰な電気的興奮が起こるのでしょうか。


その理由によって、てんかんという病気は更に2種類に分類されます。

ひとつは、脳になんらかの傷や障害などの病変が生じることが原因の「症候性てんかん」です。
特に高齢者のてんかんの大部分は、脳血管障害(くも膜下出血や脳梗塞など)や、頭部外傷、アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)などが原因で引き起こされる症候性てんかんです。
また、症候性てんかんの患者が起こす発作は、「部分発作」であることがほとんどです。


もう1種類は、現在の医学検査(画像診断等)では特に脳の異常や病変を認めることができないもので、「特発性てんかん」と呼ばれます。
一部の特発性てんかんは、原因遺伝子が特定されていますが、大部分は不明であり、全般的に発症のメカニズムもまだ解明されていないため、「突発性てんかん」は原因不明のてんかんであると言えます。

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