レット症候群の手の動き、手もみとは?

不注意型ADHD

レット症候群の患児に特徴的な症状に「手もみ」があります。


典型的なものは文字通り、体の前で手をもむように手を合わせて動かす動作です。
体の真ん中で絞るようにもみ動かす動作が多く見られます。

そのほか、レット症候群の患児に出現しやすい手の動きとしては、手を叩いたり、両手を口に入れるなどの動作が多いですが、手で口を叩いたり、また手で胸を叩いたり、手をこすり合わせる・ねじる・絞る・鳴らす、など、その動作は様々であると言われています。
ですが、そういった手の動き自体は、通常の乳幼児にも見られるものですので、ただそれだけでレット症候群であると判断されるわけではありません


レット症候群の患児の場合は・・・


レット症候群の患児の場合は、そのような手の動きが無目的に行われるていること、そして、常同運動といって反復して行われる動きであることが特徴です。
2~3歳児やそれ以上の場合「物を叩き続ける」「手を洗い続ける」などの常同行動が見られることもあります。


一度獲得していた動作の消失や退行


また、「手もみ」の動作が現れる前に、まず、成長過程において一度獲得していた「意識的で目的のある手の動き」の消失や退行があります。

物をつまむ、掴む、持つ、触る、押す、支える、などの色々な手を使う動作が、いったんは出来ていたはずなのにある時期を境に(発達の遅れに気づき始めたころから)出来なくなってしまうのです。
そういったことからこの障害の発症に気づくことも多くあります。


獲得した能力の退行に関しては、手の動きの他、言葉に関する能力(喃語を発したりなども含む)や、歩行(歩けるような年齢に達した後に発症した場合)能力などにも、退行が見られることが分かっています。

また、歩行や手を使った動作が減り手足を使う機会が極端に少なくなってしまうため、だんだんに手や足が細くなってきて車いすの使用が必要になるケースもあります。

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