大人のADHDとは

今非常に注目を集めているのが「大人のADHD」


ADHD(注意欠如・多動性障害)という症状は、かつては子供特有の症状と思われていて、基本的に大人はならないものだと言われてきました。
具体的には「大人になると症状が軽くなる」とか「年を重ねていくうちに治ってしまう」と思われていたのです。


しかし、昨今ではこの考えは誤っていたことがわかっています。
子供時代にADHD(注意欠如・多動性障害)だった場合、50-80%の方がそのまま大人になっていくと言われているのです。
逆を言えば20-50%の方が症状が軽くなりADHD(注意欠如・多動性障害)の症状が無くなるので、「大人になると症状が軽くなる」とか「年を重ねていくうちに治ってしまう」というのも、あながち間違いではないと言えるでしょう。

ただ、すべての人が治るわけではなく、過半数以上の方がそのまま大人になっていくのです。


大人のADHDでは他の症状・病気も併発する可能性がある


子供時代のADHDでは、子供だから許されてしまう事も多いです。
しかし、大人になってくると不注意によって起きたミスや失敗は許されない場合が増えてきます。


このようにADHDの大人は本人の人間性や知能などに問題はないのに、不注意や注力欠如の為に仕事場や家庭内でトラブルが起きやすくなり、それに伴って不安障害やパニック障害、うつ病などを併発する場合があるのです。
そのために、自尊心が低下して、うつ病や不安障害になることも多くなってきます。


ADHDは放っておくと、そのような様々な病気の原因にもなりかねません。
ADHDは治療可能な病気です。

まずはADHDという病気がある事を知り、もし、自分がそうかもしれない・・・と思うのであれば、一度病院に行ってみることをお勧めします。
また、自分の周りにあれ?と思う方がいるのであれば、そっと見守ってサポートしてあげるようにしましょう。

最も危険なのは、ADHDかも・・・と思いつつ、そのまま放置してしまうこと。
前述のとおり、二次障害としてうつ病や不安障害になることもあるので、必ずそのままにしないようにしましょう。

関連記事

ピックアップ記事

  1. とっても大事なADHDの方の食事 子供・大人に関わらず、ADHDの場合は食事に気を付ける事が求…
  2. コンサータ 副作用
    ADHDの諸症状を抑えてくれるコンサータの副作用は? 基本的にコンサータは1日一回が原則で、そ…
  3. 高機能自閉症
    私の子供は今3歳になる男の子です。最初の気づきは・・・ 小さい頃からお調子者で興奮すると奇声あ…
  4. 仕事を辞めたい
    適応障害が原因でのうつ病発症。休職から退職、生活保護に。 五年ほど前、30代前半だった私は10…
  5. ADHD(注意欠如・多動性障害)とは
    ADHD(注意欠如・多動性障害)とはいったいどんなモノなの? ADHD(Attention-d…
  6. ADHD 原因
    そもそもADHD(注意欠如・多動性障害)の原因はいったい何なのか? 100人に3名とも10名に…
  7. ADHD 割合
    実は多いADHD(注意欠如・多動性障害)の人 今まではADHDという認識すらなく、ただ単に忘れ…
  8. 情緒障害児短期治療施設
    私が「発達障害」という言葉を初めて知ったのは、長男が小学校1年生に上がった頃でした。 生まれて…

ピックアップ記事

  1. ADHD 仕事 対策

    2017-2-18

    大人になってADHD、AQ(アスペルガー症候群)と診断。【体験ブログ】

    2016年に、ADHD、AQ(アスペルガー症候群)と、診断されました。 最初は、うつ病と診断さ…
  2. 学習障害

    2017-2-28

    ADHD(注意欠陥性多動症)の子供を育児中。【体験ブログ】

    園長から「とても保育しきれない」とはっきり言われて ADHD(注意欠陥性多動症)の息子の育児体…
  3. 子供のADHD(注意欠如・多動性障害)

    2015-12-1

    子供のADHD(注意欠如・多動性障害)とは?

    30人に1人はADHDと言われています ADHD(注意欠如・多動性障害)と診断される子供は、日…
ブログランキング・にほんブログ村へ
ページ上部へ戻る