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ジム・キャリーさんの場合【ADHD・ディスレクシアの有名人・芸能人】

16歳で学校を中退。うつ病、ADHD、失読症だったジム・キャリー
アメリカを代表するコメディアン、俳優としてとっても有名なジム・キャリーさん。
映画だと「マスク」や「トゥルーマンショー」等、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そんなジム・キャリーさんですが、なんとうつ病、ADHD、失読症という、3種類の症状で大いに悩まされていたらしいのです。
また、ジム・キャリーさんと言えば幼少の時より苦労を重ねてきたことでも知られていますね。
父親が失職し、貧困の中、病気の母に代わって働いていたとの事。
それらを乗り越えてハリウッドスターに上り詰めたジム・キャリーさんはまさにアメリカンドリームを体現された方といって良いでしょう。
幼少期は非常に大人しい子供だったジム・キャリーさん
今でこそコメディアン、俳優として賑やかなイメージのあるジム・キャリーさんですが、幼少期は非常に大人しかったそうです。
ADHD、失読症という症状の為、中々みんなと一緒に仲よくなりづらかったのでしょう。
しかし、人を笑わせていくことで徐々に友達が出来ていくことを実感したジム・キャリーさんはコメディアンを目指すようになっていったのです。
16歳で学校をやめ、19歳の時にLAに移住、そこから13年経ってやっと主役をゲット
今でこそハリウッドスターに上り詰めたジム・キャリーさんですが、前述のとおり相当な苦労を克服してきたのです。
特に失読症(ディスレクシア)という症状には大いに苦労されたことでしょう。
通常の仕事ならまだしも、ジム・キャリーさんが目指すコメディアン、俳優というものはセリフがあり、台本があるのです。
文字の認識に弊害がある失読症(ディスレクシア)ですから、それはもう大変だったと思われます。
しかも映画の主役となれば覚えなくてはいけないセリフは膨大にあるはずですよね。
ジム・キャリーさんが画面の裏で相当な努力をされていたことがうかがえます・・・・本当にすごいですね。
最後にジム・キャリーさんはこう語っています。
私の人生の目標は人生の痛みを忘れること、傷みを忘れ、傷みを笑い、傷みを減らすこと。そして笑うこと。
まさに、うつ病、ADHD、失読症という、3種類の症状を乗り越え、世界中の人々を笑顔にさせるコメディアンになったジム・キャリーさんの言葉ですね。