ADHDの実行機能障害とは?原因は?

実行機能障害

実行機能の障害って?


ADHDの特徴である多動性、不注意などは、その人自身が我がままであったり、意思が弱いという事が原因ではありません。
脳内の「実行機能」に障害があるためだからと言われています。


人間の実行に関する脳内の何処かに何かしらの障害があるせいで多動性、不注意などが起こります。
よくADHDの方はミスが多い・・・と言われますがそれは前述のように意思が弱いという事が原因ではなく、脳内の「実行機能」に障害があることが原因なのです。


実行機能とは


目標を定め、その目標の為に自己を管理し、処理をしていく能力の事を言います。
簡単に言えば目標に対して臨機応変に対応し、実行することです。

ADHDにおいては6つの要素が挙げられています。

  1. 取りかかる力:優先順位をつけて取り掛かる
  2. 焦点化する力:目標に集中し、維持をする
  3. 努力する力:集中し、その維持に力を注ぐ
  4. 感情を抑制する:欲求不満を自己管理する
  5. 記憶する力:ワーキングメモリー(作業記憶)を活用
  6. 行動する力:自己客観視し、そこから実行に移せる力

ADHDの場合、これらの6つの実行機能がしっかりと働かない場合が多く出てきます。

例えば、仕事中に優先順位が上手くつけられずに手当り次第に取り掛かってしまい、結局一つも終わらなかったりします。
または、何かの仕事をしている最中に、その仕事を終わらせないまま違う仕事をしてしまったり・・・


これらは前述のとおり、その人自身が意志が弱かったり、仕事が出来ないわけではないのです。
あくまで脳機能の障害なのです。

もし、貴方がADHDならば一旦このような症状があるという事を理解して、それぞれの実行機能に対して対策をとっていくようにしましょう。




関連記事

ピックアップ記事

  1. 仕事を辞めたい
    1つの仕事も長くは続けられず、転職を繰り返す人生 生まれてから30代に至る私の人生は、「自分は…
  2. ADHD 仕事 ミス
    3年前に「適応障害」と診断されたことがありました。 当時働いてた職場の上司からの暴言や暴力によ…
  3. 大きな病院で診断
    わたしはADHDですが、気づけば主人も軽度のアスペルガー持ちでした。 発達障害者同士の結婚です…
  4. ADHD 割合
    精神科の医師よりADHD不注意優勢型と自閉症スペクトラムの診断を受けました。 私は30代後半女…
  5. 反抗挑戦性障害の幼児への対応・対処法
    私は38歳の男性です。結婚していて二人の息子がいます 長男が強迫性障害とパニック障害になってし…
  6. ADHD コンサータ
    私は23歳のときに発達障害がわかり、アスペルガー症候群の可能性があるといわれました。 きっかけ…
  7. とっても大事なADHDの方の食事 子供・大人に関わらず、ADHDの場合は食事に気を付ける事が求…
  8. コンサータ 副作用
    ADHDの諸症状を抑えてくれるコンサータの副作用は? 基本的にコンサータは1日一回が原則で、そ…

ピックアップ記事

  1. 診断基準

    2016-11-30

    私は10年ほど前に、「うつ病」を発症しました。現在も治療中です。【体験ブログ】

    当時入社して3年目。心療内科へ行くことを勧められました。  当時入社して3年目。 最初は、「…
  2. 情緒障害児短期治療施設

    2017-1-15

    発達障害グレーゾーンの娘の療育。【子供の発達障害体験記】

    幼稚園年少、3歳の娘の療育開始までの道のり 幼稚園に入るまでは、毎日公園に通い、よく笑い、友達…
  3. アスペルガー症候群とADHDの違い

    2016-1-27

    ADHDとアスペルガー症候群を比較した違いとは?

    ごっちゃになっている人が多いADHDとアスペルガー症候群の違いとは? 注意力欠如のような同じよ…
ブログランキング・にほんブログ村へ
ページ上部へ戻る