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自閉症スペクトラム障害(ASD)は親や子供・兄弟で遺伝する

自閉症系の症状のすべての総称「自閉症スペクトラム障害(ASD)」
自閉症スペクトラム障害(ASD)とは、自閉症系の症状のすべての総称になります。
従来のいわゆる知的障害を伴う自閉症をカナータイプ、知的障害を伴わ無いアスペルガー症候群やその他の学習障害などを、スペクトラム(連続体)とし、一つの自閉症の症状として最近では扱われています。
自閉症スペクトラム障害(ASD)には大きく3つの症状があると言われています。
一つは、対人関係の障害、
コミュニケーションの障害、
そして決まった行動に対するこだわりの強さなど、
特異なものが目立ちます。
自閉症スペクトラム障害(ASD)が引き起こる原因は?
自閉症スペクトラム障害が引き起こる原因はいろいろと言われていますが、どれが実際に自閉症スペクトラム障害(ASD)を引き起こしているのかは未だはっきりとしません。
先天的な脳の働きの問題や形が原因の一つとしてあげられていますので、家族からの遺伝という説は大いにあると思われます。
また、自閉症スペクトラムの傾向を持った両親や家族の中で生まれ育つということは、家族の習慣や文化、しつけといった部分と同じく、親から子へ自閉症系の言動が受け継がれていくのは当然のように思います。
ただ、そういった部分にだけ目を向け、自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因を追求するだけでは現状や問題を解決するには至らないでしょう。
医学的に原因が解明されていない現在は、どのようにその症状や問題を社会の中い適応させていくか、自分でコントロールするかを考えていくことが生活をよくする秘訣に思います。
食事や生活習慣を見直し、より良い生活をするように心がけることにも注意を払いましょう。