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不注意型の特徴と症状。診断チェック表 【ADHDの3大症状】

ADHDの3大症状のうち不注意が多い「不注意型ADHD」とは?
ADHDの3大症状は「不注意」・「多動性」・「衝動性」ですが、このうち「不注意」の症状が多いADHDをそのまま「不注意型ADHD」と呼びます。
不注意とはその名のごとく、注意不足から些細なミス・物忘れが多いことを言います。
比較的自覚症状として自己認識出来る場合が多く、どうしても仕事でミスが多い方や、何度も何度も忘れ物をしてしまう方は不注意型ADHDかもしれませんね。
そのような症状で悩んでいる方はそのまま悩み続ける事はせず、一度自分が不注意型ADHDかも・・・と疑ってみてはいかがでしょうか。
不注意型ADHDは治療や対応をしっかりとすることで症状をかなり抑える事ができます。
何も知らずに仕事でミスを繰り返す事は止め、しっかりと対応、対処していくことでうっかりミスを減らしていきましょう。
まずは、以下のような症状や特徴を持つ場合、ADHDの不注意型と診断される場合がありますので、今一度診断チェックをしてみましょう。
※あくまで簡易的な診断チェックです。
正式な診断チェックではありませんので予めご了承ください。
不注意型ADHDの診断チェック表
- 学校や職場において、綿密に注意が出来ず、不注意によるミスが多い
- 仕事中や遊び・課題などの活動中に注意を継続し続ける事が困難
- 話を聞いていいないように見られない
- 指示に従えない・与えられたことや義務がやり遂げる事が出来ない
- 順序立てたり、スケジューリングが出来ない
- 困難な目標、難しい目標を避けたり嫌ったりする
- 日々の活動を忘れてしまう。日課を忘れる
- 外的な要因で注意が妨げられてしまう。騒音等
- 持ち物を無くす
このような症状や特徴が多く見受けられ、6か月以上続いた場合、ADHDの不注意型の可能性があります。
※あくまで可能性です。正規の診断には専門の医師による診断が不可欠です。
特に不注意型は単なる忘れっぽい性格であったり、慌ただしい性格と混同されがちです。
また、上記のようなことはADHDの不注意型でなくとも、だれでもあるようなことでもあります。
重要なのは上記のチェック項目が6つ以上、かつ6か月以上継続していることです。
これらの症状で長い間大変な思いをしている方は、一度診療されることをお勧めします。