非言語性学習障害

言葉以外の部分に特徴がある非言語性学習障害


学習障害の一つに、非言語性学習障害というものがあります。
あまり聞きなれない名前ですが、非言語(ノンバーバル)、言葉以外の部分に特徴がある障害になります。


一般的に言われている学習障害の特徴は、読み書き、計算や推論が知能に比べて著しく不得意であるということですが、こちらは言語性学習障害と言われています。
こちらに対して非言語性学習障害とは、

  • 対人関係を築いていく能力(人の顔を記憶する、場にあった言葉遣いなど)
  • 空間認知能力(上下左右、などの位置関係を把握する能力)
  • 身体の不器用さ(運動が著しく苦手、スキップができない)
  • 記憶障害(歴史的な出来事など長期記憶の脆弱)


どがその症状としてあげられます。

子供が非言語性学習障害かなと思ったら早めの専門医受診を



それら症状から、アスペルガー症候群や広汎性発達障害と同じ自閉症傾向にある学習障害と同じものだという専門家もいますが、違うという人もいます。
書くこと、読むことに障害があるということとは根本的に違うという部分は重要です。

ただし、空間認知能力に関することや、社会性のスキルの問題などは、アスペルガー症候群の症状と同じくする部分がありますので、混乱や今後どうやって生きていくかということを考えるためにも、早めの専門医受診をお勧めします


はっきりとした原因は、未だ定かではありませんが、空間認知の面で困難があるということから、右脳の機能になんらかの不具合があるのではないかということが言われています。
決して親の育て方やしつけ、環境の問題ではないということは、他の学習障害や自閉症スペクトラム障害と同じであるということは特筆したいと思います。

関連記事

ピックアップ記事

  1. 情緒障害児短期治療施設
    幼稚園年少、3歳の娘の療育開始までの道のり 幼稚園に入るまでは、毎日公園に通い、よく笑い、友達…
  2. 学習障害
    初めに気になったのは1歳の頃です。 離乳食も進み、外食を少しづつ始めた頃でした。 子どもの食…
  3. 診断基準
    小学校時代から検査に至るまでの自分、その後の体験談を書いてみようと思います。 数年前、発達障害…
  4. 診断基準
    当時入社して3年目。心療内科へ行くことを勧められました。  当時入社して3年目。 最初は、「…
  5. 仕事を辞めたい
    両親も「何かおかしい」とは思っていたそうです。 現在34歳の男性ですが、27歳のときに発達障害…
  6. 不注意型ADHD
    ADHDの3大症状のうち不注意が多い「不注意型ADHD」とは? ADHDの3大症状は「不注意」…
  7. 反抗挑戦性障害
    現在10歳になる娘がいます。その娘が6歳で小学校一年生の時でした。 普段から落ち着きが全くなく…
  8. ワーキングメモリーとは
    トイレに行ったときふと「死にたい」とふっと思ったのです。 22歳の頃から神経性胃炎にはよく…

ピックアップ記事

  1. 大人のADHDとは

    2015-12-1

    大人のADHDとは?

    今非常に注目を集めているのが「大人のADHD」 ADHD(注意欠如・多動性障害)という症状は、…
  2. 回避性パーソナリティ障害

    2016-9-12

    うつ病を発症したのは、私の母です。【体験ブログ】

    今もなおうつ病と戦っています。 母がうつ病にかかった時、当時40代でした。 私は高校生で妹は…
  3. 2015-9-15

    ADHDに効く食べ物は?子供・大人の食事療法

    とっても大事なADHDの方の食事 子供・大人に関わらず、ADHDの場合は食事に気を付ける事が求…
ブログランキング・にほんブログ村へ
ページ上部へ戻る