大きな病院で診断

言葉を発するのがちょっと遅かったけれど


私の娘は、2600gと小さくはありましたが自然分娩で元気に生まれました。
生まれた直後、抱かせてもらった時の重みとその感動は今でもはっきり覚えています。


寝返り、つかまち立ち、ひとり歩き、と順調に成長していきました。
夜泣きが激しかったものの、それも普通のことと育ててきました。


1歳半健診の時、「パパ」「ママ」など10語くらいの言葉を発するのが普通であるなか、わが子はまだ一言も話せませんでした。
そのため市が行っている親子遊びのグループ活動に参加することになりました。


ここには同じように言葉がなかなか出ないお子さんがいて、楽しく活動出来ました。


2歳を過ぎると言葉が急に出始め、2歳半には普通の子と同じように話せるようになったので、ここは「卒業」となりました。

がしかし、私の中で少しづつ不安が大きくなっていっていくのを感じていました。
次第に大きくなっていく不安を自分の中に押し込んで子育てをしていたのを覚えています。


3歳児のときの検診で個別相談を


つぎの3歳時健診の時です。
これまでの経過があったので「個別相談を受けますか」と聞かれ、すすんで受けました。
そこで「困っていることはありますか」と尋ねられたのでいくつか話しました。


娘は毎日1時間以上ぬいぐるみを使って私とごっこ遊びをしていましたが、ストーリーがほぼ毎日同じものでした。
また手がベタベタするのを嫌がる感覚の敏感さもありました。

他には大きな音が苦手で、子どもがたくさんいて騒いでいるような場所を嫌ったりするようなこともありました。


そこで保健師さんが自閉症検査のようなことをされ、それから子どもとしばらく遊んで様子を観察したりされましたが、最後に「市の○○園に行ってみてください」と市の療育施設を紹介されたのです。

また「お子さんと目が合いません」と言われ、ショックを受けました。
私や夫、祖父母とは目が合っていて、目が合わないと感じたことは一度もなかったのです。


確かに知らない人に話しかけられると固まっていましたが、単に人見知りとしか思っていませんでした。


大きな病院で診断で初めての検診



その後、市の療育施設に通い、そこで紹介状をもらって「○○療育センター」という大きな病院で診断を受けました。

高機能自閉症」という診断でした。
この診断名はその後「アスペルガー症候群」と言われたり、「ADHDの症状も入っている」と言われたりもしました。


人によって様々な特性を合わせ持っていることが多いので、現在は「発達障害」という名前で呼ばれることが多いそうです。


私も他の人に話す場合は「発達障害」と説明するようにしています。



療育施設で知り合ったお母さん方の中には「こわいから診断は受けに行かない」という方もおられました。
そのお気持ちもよくわかります。


しかし私の場合は「この子のこの状況が何なのか、はっきりさせたい」という思いが強く、診断を受けました。
それから小学校では特別支援学級を選び、今でも療育を続けています。

それが将来のわが子の自立につながるはずだと思っています。

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