私は読解力が低い学習障害ですが高校は特待生扱いでした。【体験ブログ】

私は学生時代はずっと成績はよく、高校も大学も偏差値の高い学校を出ています。
一見勉強ができるようにしか見えない私ですが、実はもともとは勉強が得意な方ではないのです。
私は学習障害を持っており、文章を読んで理解することと記憶する能力が他の人よりもかなり劣っています。
なので勉強を全くしていないと、成績はかなり悪くなってしまう状態なのです。
確かに中学校1年くらいまではそれほど勉強をすることがなく、実際にテストの成績もよくなかったので人からは頭の悪い子だと思われていました。
しかし中学2年生以降になって高校受験を意識するようになってからは、自宅にいる時はほとんど勉強に時間を費やしていたので、記憶力に関しては何度も勉強することで覚えられるようになりました。
その頃から成績は以前とは比較できないほど上昇し、中学2年生以降の成績は学年でもトップクラスになっていました。
学校外のテストではほぼトップに近い成績になり、高校は特待生扱いで入学、大学も地元の有名私立大学に現役で合格しました。
国語の成績は他の教科と比較してあまりよくなかったです。
ただ国語のような読解力が必要なものに関しては、どれだけ問題集で勉強をしていてもコツを覚えたりすることが全くできず、国語の成績は他の教科と比較してあまりよくなかったです。
そして読解力に関しては現在もあまりない状態で、今でも本を読んだり手紙を見たりしていても書いてある意味がよく分からないことがほとんどです。
今は知識も理解力もかなり乏しい状態になっています。
ただ社会人になって以降は読解力も記憶力も学生時代ほど必要とされないので、今でも卒業した大学の名前を言うだけで成績優秀な人だったと思われがちですが、現在は当然ながら勉強など全くしていないので記憶していることもほとんどなく、知識も理解力もかなり乏しい状態になっています。
このような状態では社会で生きていくうえで問題がいろいろ生じそうな気もしますが、現在は育児中で働きに出る予定がないので、生活に支障の出そうな学習障害があるということに関してはそれほど気にはしていません。
そして学習障害の場合は、普通に誰かと接していてもほとんどわからない状態なので、今の時点ではどうにかしないといけないという危機感はありません。
気になるとすれば、子どもたちが大きくなって勉強を教えてほしいと言われたとき、どうしたらいいかわからなくなってしまいそうだということです。
学習障害は遺伝性があるとかないとか言われていますが、現時点では子どもたちには学習障害のような症状は出ていないようなのでとりあえずは安心しています。