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私がが自閉症スペクトラム障害と診断されるまで。【体験ブログ】

いじめと摂食障害を経て、自閉症スペクトラム障害と診断
わたしは子供の頃から親や友達、親の友達、先生などいろんな人に変わってる子だと言われてきました。自分では全く変わってるという自覚はないですし、今でもありません。
たしかに人間関係をスムーズにいかせるのが苦手ですが、そこまで周りと違うことをしているという気もありませんでした。
しかし、母は悩んでいたようです。
学校の家庭訪問や個人面談ではかならずわたしの行動について心配され、ママ友にもエキセントリックだよね、と言われて今でも言われ続けているそうです。
当時母はわたしを、協調性がなくて空気が読めない子だと思っていました。どうして普通にできないの?と何度も言われてきました。
でも、わたしは普通にしているつもりだし、そもそも普通ってどういうことなのかがよくわかりません。
常識はわかっているつもりですが、それは普通ということではないと思います。
わたしは高校生のとき不登校になりました。
先生からのいじめと摂食障害になってしまったことが原因です。
当時のことは自分でもよくおぼえていませんが、身体は成長しているのに心がついていけてなかったのかなと思います。
その後、入院したり自宅で療養し、摂食障害はほぼ治りました。
そして遅れをとりながらも現在大学生になりました。
大学にはいると困ることがたくさんありました。
そこでもやはり「変わってる子」という認識をされてしまいました。
グループワークでも、グループの中でうまくいかず、パニック障害になってしまいました。
親はわたしを発達障害なのではないかと疑いました。
本やテレビなどでわたしに当てはまるところが多かったといいます。
わたしは病院で発達障害の検査を受けました。
検査は2日くらいかかり、お家での宿題もあって大変でした。
パズルのようなものをやったり、計算問題などを試験官の人と一対一でやらなければいけなかったのがつらかったです。
そして数日後結果がでました。
わたしは自閉症スペクトラムという障害があるらしいです。
できることとできないことのバラツキが大きく、生活を送るときに困難なことが大きいのもそのためだったのです。
わたしは障害と言われてショックでしたが、家族伝えるとやっぱり、と言っていました。
そして「発達障害で良かった。今までわがままだったりなまけものだと思っていたのは、生まれつきの障害のせいもあったんだね」と言いました。
大学に障害者支援の制度があることを紹介してもらい、今年からその支援を受けています。
支援を受けてるからといってあまり生活しやすくなったとは思いませんが、わたしはそのくらいがいいです。障害という言葉に甘えずに生きていきたいからです。