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私は自閉症です。

一番の願望はいつも、同じ境遇のわかってくれる人を見つけることです。
私は自閉症です。いつも周りの人が怖くて、声をかけられるのが本当に怖くて、できることならば家を出ることさえも嫌です。
ですがお金を稼がないとという思いがあり、仕方なしの生活を送っています。
なぜこのような生活を送らないといけないのだろうかと毎日考えてしまいます。
今こうやって文字を打っている時でさせも、もし私が自閉症でないのであれば社会に出てもっとたくさんのお金を稼いでいるのかなと考えてしまいます。こ
の怨念を誰に話せばいいのだろうか、誰にぶつければいいのだろうかと考えています。
ですが私にも社会の理念があって、人を殺すとかそういう行為は絶対に認められないものだと思っています。
自閉症の人は他の病気に比べて楽に見られるかもしれませんが、他の病気とは違い、同じ病気の仲間を作ることさせもためらうことが多い日常なのです。
私が自閉症だと気付いたのは周りの人よりも遅いかはわかりませんが高校1年生でした。
いつまでたっても友達を作ろうと思えなくて、声をかけてくれた人に対してもなかなか心を打ち明けることができませんでした。
先生にもかなり相談に乗ったりとかして保健室に通う毎日でしたが、学力はそこそこにあったので今は大学生になって通うわせてもらっています。
しかし中学、高校でダメな通りに大学でも結果は変わらずとして、今なんでこんなところにいて、なぜこの分野について学んでいるのだろうかと思います。
もし私にも社会や周りの目線に気をつけることなく生活できるための何かを見つけられたらなと思います。
いつになったらこの病気は治るのかなとそればっかりです。
しかし私自身も治そうとしてない部分もどこかにあるのかもしれません。
自閉症だと気付いた時からずっと自分自身に対して自身を持てなくなりました。
パラリンピックの映像を見るたびにつくづく感じさせられます。
あの人たちは病気や怪我などで本当に苦しんでいるのだろうけれど、自分自身に自身を持っていて私たちとは違う世界が広がっているのかもしれないのかなと考えています。
もし自分にも心に余裕ができ、周りの人とコミュニケーションを取ることができるのであればスポーツで日本一という目標を持つことができて素晴らしい人生になるのかなと思います。
数ある病気の中でも人生がこんなにも長く感じて、毎日同じ生活をしていればこの病気が一番早く死に近づくのではないかと思います。
一番の願望はいつも、同じ境遇のわかってくれる人を見つけることです。