広汎性発達障害

職場の嫌がらせ、そして適応障害へ。


当時の私は夢だった美容師になり、アシスタントとして多忙ながら充実した日々を過ごしていました。

新人だった私は研修を受けるため同期メンバーと4人で研修先に2時間半かけて毎日通っていました。

同期メンバー以外は初めて会う人ばかりでしたが次第にいくつかのグループもできていました。
ある日から私は嫌がらせを受けるようになり、気持ちも沈んでいきました。


みんなが見て見ぬふりをし、笑っていました。



1ヶ月ほど経ったある日、いつものように研修と仕事の為に家を出ようとしたのですが、涙が出てきて止まりませんでした。
そんな私の異常に母が気づき、心療内科に連れて行ってくれ、診察を受けました。

診断結果は適応障害と診断され会社はしばらく休むことになりました。



症状は、倦怠感、不眠症、死にたいと毎日思っていました。



毎週1回病院に行き診察と薬を処方してもらい、朝晩たくさんの薬を飲んでいました。
主に安定剤と睡眠剤ですが薬がないと寝ることができず、次第に薬を飲んでも眠れなくなり、段々きつい薬にかわっていきました。



引きこもりになり、ろくに睡眠もとれず頭の中はいつも

「生まれてきてごめんなさい。」
「生きている価値がないな。」


と考えてしまっていました。


今思うと、それが一番辛かったかもしれません。

就労移行支援センターという所に入所してから変わりました。


病院以外にもカウンセリングを受け、話を聞いてアドバイスを頂いたり、真剣に向き合ってくれたカウンセラーのおかげで、次第にその人に心を開いていきました。
その方の誘いを受け就労移行支援センターという所に入所し、私の生活はガラっと変わりました。



朝起きて行く場所がある事が本当に嬉しくて、毎日休まずに通いました。
朝から夕方まで作業をしたり面談をしてもらったり、引きこもりだった生活が本当に充実した生活へと変わりました。



そこで出会った仲間たちは皆同じような経験をした人達で、最初は話すこともできなかった人も2年後には見違えて変化を感じました。
私自身が5年ほど社会から離れていましたが支援してくださった方々のおかげで、今は大手企業で就職することができ、もうすぐ2年が経とうとしています。


通院も薬も今はもういりません。



そこまで回復するのにはすごく時間がかかりましたが、こんなに元気にしてもらえて感謝しかありません。
精神障害は目に見えにくいですし、生まれつき障害を持っている人は完治は難しいかもしれません。



ですが、自身がしっかり向き合い、周りが支え見守ることで生きやすくなると施設にいた2年間で実感しました。
もっと私が居たようなきちんとした就労移行施設や事業所が増えることを願っています。

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