催眠療法でADHDの症状が若干治まりました。【体験談】

子供のころから現在の成人時までADHDで非常に困っていました。
ADHDという特徴により、私は人との協調性がなく、常に一歩外れた存在として周囲から認知されていました。
子供のころから現在の成人時までこの特徴に悩まされており困っています。
とにかく自制心がきかず、相手側が分からない事を必要以上に説明したり、突発的に高額な商品をサイフが空になるほど購入してしまうので金銭面や人間関係でうまくいったことはありません。
勉強や仕事などでも初歩的な無巣を連発し、その結果の評価による自身の自己評価の低下からか、自分が生きている意味を常に見失っており生きた心地がしたことがないのです。
私は特に物事を計画的に実行するという事ができません。
計画を立ててもADHDによる突発的な行動がすべてを台無しにして、その失敗による罪悪感からかそれ以上良い風に物事に進展が行われないので余計に申し訳ない気持ちに悩まされます。
じっとしていなければならない食事中やデスクワーク時でも、貧乏ゆすりが止められず私の理解がない人からの心無い声にまたもや苦し無事の繰り返しです。
このような私にとっての悪循環を繰り返す毎日にいい加減嫌気がさしているのですが、嫌気がさしたところでADHDの特徴が消えるわけでもなく、そのうっぷんは家族にすべて当たり散らしているので誰も幸せになりません。
成人した今でも私の家族は私のフォローを行う声をかけてくれますが、その善意と時折憐れむものを見る感覚がどうしようもなく嫌悪感を感じます。
いつまでこの状態の扶養を抱えなければならないのだろうという、私の自意識過剰なのかもしれませんが、年々そのプレッシャーは私に向けられているという思いを感じ自身はどんどん家庭の中で委縮し家族間での会話は減少しているのです。
そんな私でもADHDの治療を行っており、特に効果の高かった「催眠療法」について紹介してます。
深層心理に働きかけるこの治療をほどされたことで、ADHD経験によるさまざまな失敗によるトラウマや、物事がうまくいかないことでの脳のごちゃごちゃした感覚が少しだけ軽減したのです。
薬や適度な運動など、ADHD軽減に効果があるといわれる療法はいくつか試してきましたが、ここまでの効果が出たのは催眠療法だけだったのです。
完全にADHDによる突発的な欲求やミスが減ったというわけではありませんが、以前よりかはスムーズに生きることができているのでこの治療法にとても感謝をしています。
治療を行い、ADHDと自分を切り離すことは今生では無理だともはや悟っていても、どうにもやりきれない思いが私の中に渦巻き苦しめています。
成人した現在では、子供のころには感じられなかった大人特有の「正常ではない者の排他」の思想や感情をより一層感じるようになり、人と話すことに常に恐怖を感じるようになってしまいました。
もしかしたら今後もADHDによる悪い感情を自身に感じることが増えていくかもしれませんが、ADHDにならなければ知り得なかったコミュニティや専門機関の存在など、必ずしもデメリットばかりではなかったと自分に言い聞かせながら今後も生きていくのです。